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 上海協力機構、アフガンのオブザーバー国受け入れ

2012-06-07 15:44:38     cri    

 上海協力機構(SCO)加盟国首脳理事会第12回会議(北京サミット)の拡大会議が終わりました。SCO加盟国の首脳らが「恒久的な平和を築き、地域を共同に繁栄させる宣言」など10の文書に調印し、更にアフガニスタンのオブザーバー国申請とトルコの対話パートナー国申請を受け入れました。

 中国の胡錦涛国家主席とカザフスタン、キルギス、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタンの首脳らが共に宣言に調印し、SCO地域の調和の取れた地域づくりという長期的な目標を打ち立てると共に、地域と世界の重要な問題における加盟国の立場を表明しました。また、各加盟国首脳が、「上海協力機構中期発展戦略計画」を可決し、文書に調印しましたが、この計画はSCOの今後の発展方向を定め、SCOの今後の発展のために全面的な戦略計画を定めたものです。

 さらに、各国首脳はアフガニスタンのオブザーバー国申請とトルコの対話パートナー国の申請を受け入れることで合意しました。これはSCOが対話を拡大し、開放的な姿勢を保ち、地域と世界の外交問題に参加するレベルが高まっていることを示しました。

 今回のサミットはSCOの発展方向と構想を定めると同時に、計画の具体的な措置を定め、地域の更なる発展を確保するものです。各加盟国首脳が文書に調印し、「地域の平和、安全と安定を脅かす事態に対応する政治外交措置・メカニズム条例」を可決し、「テロリズム、分裂主義、過激主義を取り締まる2013年-2015年協力綱要」、これまで1年間のSCO活動報告など多くの文書に調印しました。(hj、大野)

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