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 上海協力機構北京サミット、議題などを意見交換

2012-06-07 10:07:43     cri    

 北京で開催されている上海協力機構(SCO)の第12回首脳理事会で6日、中国の胡錦涛国家主席主宰の会議が開かれました。カザフスタン、キルギス、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタンの大統領らが出席し、議題や日程、SCOの発展などについて意見交換しました。

 胡錦涛主席は、「国際と地域の情勢は複雑に変化しており、SCOの発展は新たなチャンスと課題に直面している。今回のサミットで、SCOの今後10年の発展方向と目標を決める必要がある」との考えを述べました。また、「長期善隣友好協力条約」を履行し、加盟国間の相互信頼や支持、団結を強化すること。地域の平和と安定、加盟各国の安全と発展の利益を確保し、「テロリズム」「過激主義」「分裂主義」を厳しく取り締まり、麻薬密輸と国境を越えた組織的な犯罪を阻止すること。地域間の協力を強化し、特に金融、エネルギー、食糧、交通といった4つの分野での協力を全面的に推進すること。SCOと、国際機関との連携を強化することを挙げ、強調しました。

 各国の首脳は、胡錦涛主席の主張に応じる姿勢を示し、融資の新たな仕組みを模索し、インフラ整備などに関する協力を推進することや、国際問題、地域問題への対応で連携を強化することなどを確認しました。(鵬、山下)

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