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 中国、「国は強くなれば必ず覇を唱える」に反論

2012-06-04 21:33:07     cri    
 中国外務省の劉為民報道官は4日、北京で「中国の発展戦略は透明的で、『国強必覇(国は強くなれば必ず覇を唱える)』は絶対に中国の選択ではない。中国はどこの国も挑発する意はなく、他国の脅威にもならない」と述べました。

 「アジア安全保障会議」(シャングリラ対話)で、インドと日本の国防相が中国の国防予算拡大は、周辺国の国防予算増加を促すかもしれないと示しました。これに対して、劉報道官は外務省の記者会見で、「中国の軍事力は経済、社会の発展レベルや国防需要に応じて成長する。中国の軍事は透明化も進んでいる」と語りました。

 更に、劉報道官は「中国は960万平方メートルの国土、2万2千キロの国境線、1万8千キロの海岸線を持ち、世界の主要大国の中でただ一つ国家完全統一をまだ実現していない。いろいろな面で脅威にさらされており、国家安全と利益を維持しなければならない」と強調しました。

 南海の安全と航行の自由について、劉報道官は「南海の航行自由は終始、問題がなく、南海問題に何の影響も受けなかった。人為的に航行自由問題を大々的に宣伝するのは、その裏の目的と動機を疑われるべきだ」と話しました。

 また、劉報道官は「中国は南海航路の主要使用国として、南海の安全と航行の自由は、中国の利益にかかわる。中国は関係各方面とともに南海の安全と航行の自由を維持するよう努力したい」と述べました。(陳博、高橋)

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