中国工業と情報化省の責任者は29日に北京で行われた関連会議で、「今後中小企業のイノベーション能力の向上に全力をあげていく」と述べました。

　この責任者は、「現在中国では65％以上の特許、75％以上の技術革新、80％以上の新製品の開発は中小企業によるものだ」とし、中小企業は中国の経済発展や科学技術の革新を促す主力で、雇用創出に大きな役割を果たしているとしました。当面の複雑な経済情勢の中、中国は中小企業の発展を非常に重視しており、産業のグレードアップや技術のモデルチェンジを促進すると共に、知的財産権の保護にも力を入れ、中小企業の技術協力など多様な方法で、さらに多くのイノベーションのチャンスを提供していくということです。（Lin、吉野） 暮らし・経済へ