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 中国チベット学者代表団、米国で鋭敏な問題に回答

2012-05-23 16:46:15     cri    

 アメリカのワシントンを訪問中の中国チベット学者代表団は今月の21日と22日、アメリカの政界要人や主流メディア、学者とそれぞれチベット問題について交流を行いました。

 あるアメリカ人の「チベット僧侶の焼身自殺」などの質問に対して代表団団長で中国チベット学研究センター歴史研究所の張雲所長は、「これはごく一部の寺で発生したことで、その原因は多方面にわたっている」とし、次のように説明しました。

 それは第一に、一部僧侶は今でも心の中ではとっくに廃除された政教合一の制度を懐かしく思い、旧制度下にある多くの特権を忘れてはおらず、その反対に現行の政教分離の制度に対して憎しみをもち不満を抱いていること。第二に、一部の幼いころに出家した僧侶は大学どころか、中学の教育さえ受けたことがなく、法的意識がなく、仏戒を守る観念が乏しく、自己約束力が弱く、他人にそそのかされやすく、結局は人を害し己をも害する焼身自殺の道に走ったこと。第三に、ダライラマ・グループは焼身自殺を褒め称えていること。焼身自殺事件の発生後、ダライラマが自殺者のために読経し、済度しており、また、海外に亡命した一部高僧は焼身自殺者を英雄におだて上げ、社会経験の浅い若者達がその真似をするよう呼びかけたこと。第四に、ごく少数の者は経済と生活などの面で挫折に遭ったため絶望的になり、結局は焼身自殺によって来世に希望を求めようとしたことです。 暮らし・経済へ

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