フィリピン大統領府は20日、「平和的な手段を探って、黄岩島問題を解決することはフィリピンと中国の利益に合致している」と表明しました。
フィリピン大統領府のエドウィン・ラシエルダ報道官はこの日、ラジオ局のインタビューに答えた際、「黄岩島問題で友好的な姿勢を示すため、フィリピンはその行動と発言ので慎重な態度を取っている。アキノ大統領が強調したとおり、黄岩島事件による緊迫した情勢を緩和させる立場を堅持する」と語りました。
フィリピンのある新聞は同じ日「中国の軍艦がフィリピンに近づいている」と大げさに報道したことについて、エドウィン・ラシエルダ報道官は「フィリピン大統領府にはこのような情報は入っていない。武装部隊からもこのような情報はなかった」と述べました。
一方、フィリピンのデルロサリオ外相はこの日、携帯電話のメール機能を通じて、マスコミに向け「アメリカのほかにも、日本、韓国、オーストラリアなど少なくとも3カ国がフィリピンの防衛能力の向上をサポートしている」と発表しています。(Yin)国際・交流へ
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