中国商務省は、規制条件を加えたうえで、グーグルによるモトローラ・モビリティーの買収を承認したことを公表しました。
この公表で商務省は、グーグルに対し、無料と開放を基本条件に、アンドロイドプラットフォームへの許可義務を履行するよう求めています。
それによりますと、商務省は去年の9月30日、グーグルによるモトローラ・モビリティーの買収申請を受け取り、初期審査の結果商務省は今回の申請は、中国のスマートモバイルシステム市場に対して、市場競争を排除したり制限したりする影響があると判断しました。こうして申請は更なる調査のため、審査延長段階に入り、今年3月20日に申請側が同意した上で、商務省は更に審査期間の延長を決めたものです。
グーグルが承諾したうえで、商務省は規制条件を加えて申請を承認し、規制条件として、無料と開放を基本条件として、アンドロイドプラットフォームを許可すること。アンドロイドプラットフォームにおいて、端末業者を平等に扱うこと。買収後、グーグルは、モトローラの特許が持つ公平で合理的な、かつ差別禁止などの性質を引き続き守ること。そして独立した管財人に、グーグルが履行すべき義務の履行状況に対する監督を委託することなどが義務付けられています。(劉叡、山下)暮らし・経済へ
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