ISA・イスラエル証券庁の代表団は17日、「イスラエルは金融分野における中国との協力を強化し、特に中国での銀行設立を期待し、ている。イスラエルにとって中国は、非常に重要な市場であるためだ」と述べました。

　これはこの代表団が北京で開かれている第37回証券監督者国際機構（IOSCO）の年次総会に出席したとき明らかにしたものです。

　イスラエル証券庁の責任者ハウザー氏は「イスラエルには流動性がよく、効率ある経済システムがある。イスラエルは、去年、中国と調印した関連の『諒解覚書』を基にし先物や債券、それに金融製品分野における協力を更に拡大していくことを期待する」と述べました。

　ハウザー氏はまた「今、イスラエルの投資者の手元には約3000億ドルの資金があるが、イスラエルの投資者にとっては中国市場がいい投資先となっている。しかし、イスラエルはそれより先に中国の投資環境に慣れて行かなくてはならない」と述べました。 （hj）暮らし・経済へ