3日に起きたレバノンとイスラエルの国境地帯での衝突で、その要因となった国境線に位置する木を巡る問題に関して、レバノンのタリク・ミトリ(Tareq Mirei)報道部長は4日、「衝突を引き起こした木はレバノン国内にある」と発表しました。
ミトリ報道部長はまた、「木を切ろうとしたイスラエル軍がレバノン軍の制止を受け、国連レバノン暫定軍の介入を待つよう要求された。しかし、イスラエル軍の行動を挑発行為だと見なした」と述べました。
また、レバノンのアリ・シャミス外務大臣は現地のマスコミに対して、「木は争議のある地区に位置し、国連レバノン暫定軍の許可なく、イスラエル軍があの地区に入ることができない」と発表しました。
国連レバノン暫定軍のナレシュ・バトースポークスマンは「木はイスラエル国内にある。しかし、今回の事件に対して、国連レバノン暫定軍は調査を行ってから、結果を発表する」と述べました。(翻訳:オウギ チェック:丹羽)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |