韓国・麗水（ヨス）世界博覧会の開幕式が11日夜、韓国南部の麗水市の会場で盛大に開かれました。

　「生きている海、息づく沿岸」をテーマにした麗水万博は5月12日から8月12日までの93日間開催されます。開幕式には韓国の李明博（イ・ミョンバク）大統領や博覧会国際事務局（BIE）のロセルタレス事務局長ら関係者2000人余りが出席しました。麗水万博組織委員会の姜東錫（カン・ドンソク）委員長は開幕式の挨拶で「104カ国と国連など10の国際機構、及び韓国の23の地方政府と企業が麗水万博に参加し、今後3ヶ月間で『海」をめぐり、気候変動の対策や21世紀の持続可能な発展の方向を求めていく」と述べました。

　麗水万博の会場やインフラの整備には、2兆1000億ウォン（約1490億円）が投じられ、50万人の外国人を含む1000万人の来場が見込まれています。

　なお、「中国国家館デー」は6月28日、「ジャパンデー」は6月2日にそれぞれ行われます。（Katsu、志摩）  国際・交流へ