イ・ミョンバク大統領はこの日、大統領府で行われた就任4周年記者会見で、「9・11事件後、国際社会は核テロを非常に懸念している。ワシントンで行われた第1回核安全保障サミットでも、これについて討議した。ソウル核安全保障サミットでは、関連する国際基準が制定され、核物資を厳しく管理し、危険分子の手に入らないよう共同で約束する。今回のサミット開催の前に、各国が共通認識に達成することを期待している」と述べました。
この日、朝鮮アジア太平洋平和委員会、朝鮮反核平和委員会、朝鮮平和擁護全国民族委員会は共同声明を発表し、「来月、ソウルで開催される核安全保障サミットは、朝鮮に対する重大な挑発であり、朝鮮はこれを手をこまねいて見ていることは出来ない。アメリカの核の前哨基地であり、世界最大の火薬庫である韓国で、核安全の問題を討議するとはまったく驚くべきことだ。ソウル核サミットは韓国当局が民心をそらし、目前の国政選挙で失地を回復しようとするものだ」と指摘しています。
韓国外交通商省は21日、第2回核安全保障サミットが3月26日から27日までソウルで開催され、50余りの国と国際機関の首脳が出席すると発表しました。(董燕華、大野) 国際・交流へ
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