会員登録

 韓国大統領、テロリストへの核兵器流出阻止に努力

2012-02-23 14:09:43     cri    
 韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は22日ソウルで、「ソウル核安全保障サミットの目的は世界的な協力を通じて、核兵器が国際テロリストの手に渡るのを阻止することだ」と述べました。これに対し、朝鮮はこの日、声明を発表し強く非難しました。

 イ・ミョンバク大統領はこの日、大統領府で行われた就任4周年記者会見で、「9・11事件後、国際社会は核テロを非常に懸念している。ワシントンで行われた第1回核安全保障サミットでも、これについて討議した。ソウル核安全保障サミットでは、関連する国際基準が制定され、核物資を厳しく管理し、危険分子の手に入らないよう共同で約束する。今回のサミット開催の前に、各国が共通認識に達成することを期待している」と述べました。

 この日、朝鮮アジア太平洋平和委員会、朝鮮反核平和委員会、朝鮮平和擁護全国民族委員会は共同声明を発表し、「来月、ソウルで開催される核安全保障サミットは、朝鮮に対する重大な挑発であり、朝鮮はこれを手をこまねいて見ていることは出来ない。アメリカの核の前哨基地であり、世界最大の火薬庫である韓国で、核安全の問題を討議するとはまったく驚くべきことだ。ソウル核サミットは韓国当局が民心をそらし、目前の国政選挙で失地を回復しようとするものだ」と指摘しています。

 韓国外交通商省は21日、第2回核安全保障サミットが3月26日から27日までソウルで開催され、50余りの国と国際機関の首脳が出席すると発表しました。(董燕華、大野)  国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS