野田首相は会談の中で、「中国の発展は日本並びに国際社会にとってはチャンスであると共に、今年は日中国交正常化40周年にあたり、両国関係の発展にとって重要な意義がある」と述べた後、「日本は中国と共に努力し、政治的な相互信頼を深め、人的、文化的交流を拡大し、互恵協力を進める一方で、去年末頃訪中した際に中国の指導者と合意した共通認識を踏まえ、日中の戦略的互恵関係の更なる発展を促していきたい」との考えを示しました。
これに対し、唐家セン会長は「当面の中日関係は全体的に優れた発展ぶりを保ち、新しい情勢の下で、中日関係は新たな発展のチャンスに恵まれ、重要性も増している。中国は日本との関係を非常に重視しており、中日友好の政策を遵守し、日本側と共に努力していきたいと考えている。また、中日国交正常化40周年を記念する『中日国民交流友好年』イベントを成功させ、各分野での対話、交流と協力を拡大し、食い違いを解消して、中日関係の健全かつ安定した前向きな発展を図っていく」と述べました。
唐会長は日本の日中友好七団体と「中日国民交流友好年」の日本側の執行委員会からの要請に応じて、22日から訪日しています。(04/27 Lin 中原)
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