中国の馬朝旭外相補佐官は12日、イスタンブール入りしたあと、14日に行われるイランの核問題に関係するイランと六ヶ国との対話に出席します。空港で馬朝旭補佐官は、「中国は平和交渉を促し続け、今回の対話がよいスタートを切るよう希望する」と述べました。
馬朝旭補佐官は、「当面の情勢の下で対話の進展を推進することはイランの核問題における情勢を安定させ、地域の平和と安定にとって重要な意義があり、各関係方面の根本的な利益と国際社会の共通の願いに合致する。われわれは各関係方面がチャンスを逃さず、踏み込んだ対話を行うことを希望する。中国は今回対話に三つの期待を寄せている。1つは、対話が順調なスタートを切り、建設的かつ持続的な対話プロセスが進められること。2つ目は、互いに尊重し合い、互いに相手側の注目点に関心を寄せ、対話実施に建設的雰囲気を作ること。そして3つ目は、理性的で、柔軟性があり実務的な姿勢で対話に臨み、共通点を求め、相違点を保留し、対話が建設的成果を収めるようにすることだ。情勢がどのように変化しても、対話を推進していくという中国の目標は変わらず、平和交渉を促進し、地域と世界の平和と安定を維持していくという中国の決意は変わらない」と述べました。(董燕華)国際・交流へ
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