第6回中日韓外相会議が8日中国浙江省の寧波市で開催され、5月に北京で開かれる中日韓首脳会議の準備を行いました。3国は共に1日も早く自由貿易区に関する交渉を始めることを強調しました。これを受け、香港の「文匯報」は社説を発表し、「中日韓自由貿易区の始動は時機を得ており、意義が大きい。これは、3国の経済成長にプラスとなり、東アジアないしアジア太平洋経済一体化のプロセスをけん引し、世界経済の回復にも有利だ」としています。
社説は、「現在、日本と韓国の対外貿易は赤字となり、中国の対外貿易も欧米市場の低迷の影響を受けている。この状況のもと、中日韓は自由貿易区の建設をできるだけ早くスタートさせ、3国の経済貿易協力を強化し、国際市場におけるリスクを低下させる必要がある。中日韓はいずれも、アジアの重要な経済体であり、3国の自由貿易区による経済的な利益はいかなる2国間の自由貿易区の経済的利益よりも高いだろう」としています。(玉華、大野)暮らし・経済へ
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