国連は5日に発表した報告で、2050年までにアジアとアフリカの都市人口の成長が世界の都市人口の総成長の86%を占めると予測し、中国の都市人口については「3億4100万人増加して、都市人口の増加が世界で2番目に多い国になるだろう」としました。
報告によりますと、2050年までにアフリカの都市人口は2011年の4億1400万人から12億人に増加し、アジアの都市人口は19億人から33億人となり、合計で世界の都市人口の増加数の86%を占めることになるということです。中でも人口の増加が最も多い国はインド、中国、ナイジェリア、アメリカ、インドネシアだと予測されています。
また、人口の集中がコストを引き下げることから、アジアとアフリカの都市人口の大幅な成長はアジアとアフリカの教育と公共サービスに新たなチャンスが生まれることが期待されると同時に、都市の貧困、スラムの拡大、都市環境の悪化を削減するなどの面で就業や居住問題、エネルギー、インフラ問題などが大きな試練に直面することになるだろうとしています。(hj、中原) 国際・交流へ
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