スーダンと南スーダンの国境地帯で軍事衝突が起きたことを受け、国連安全保障理事会は27日声明を発表し、「大変、驚いている」とした上で、両国政府に対し、最大限の自制を持って対話を続け、問題を平和に解決するよう呼びかけました。
声明は、「国境地帯での軍事衝突は人道的状況の悪化や民間の犠牲者の増加を招くだろう」として、両国政府に対し、最大限の自制を持って対話を続け、石油や国境での武力衝突、市民の国籍確定問題、アビエイ地域の紛争など双方の不信感を強める恐れのある問題を平和に解決するよう呼びかけています。
さらに、スーダンと南スーダンに対して、今年2月10日に締結した「不可侵条約」を尊重するよう求め、スーダンと南スーダンの政府を武力で覆そうとする行為を強く非難した上で、この両国の主権と領土の保全を断固支持するとしています。(鵬、大野)
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