イラク首相事務室は24日声明を発表し、「マリキ首相がアラブ連盟サミットの後、全国和解大会を開き、イラクの内部矛盾の解決を各派に呼びかけた」としました。
マリキ首相は声明の中で、「米駐留軍が撤退した後、イラクの再建計画の必要性が切実になる」と語りました。
シーア派主導のイラク政府は、去年年末に、テロ活動参与を理由に、スンニ派の指導者、ハシミ副大統領に逮捕状を出しました。その後、暴力事件が多発し、情勢が不安定となりました。外部の仲介により、両派は、和解大会の開催には同意しましたが、会期については、意見の一致に達していません。
なお、第23回アラブ連盟サミットは、今月27日から29日にかけて、バグダッドで開催されます。これは、1990年以来、初めてイラクでの開催になります。(イツゴウ、高橋)国際・交流へ
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