中日国交正常化40周年の記念イベントとして、「大陸からの華彩」と題する白翔会能公演の祝賀レセプションが日本で行われました。日本駐在の程永華中国大使や中国の京劇の巨匠とされる梅葆玖氏が出席したほか、日本の政界、経済界、文化界から500人余りが出席しました。
程永華大使は挨拶の中で公演の成功を祈り、日本の無形文化財の伝承者である能楽師の坂井音重氏が長年、中日友好と中日間の文化交流に尽力してきたことに賞賛の意を表しました。
日本外務省の中野譲外務大臣政務官は玄葉光一郎外相からの祝辞を読み上げ、祝辞の中で玄葉外相は「今年は日中国交正常化40周年にあたり、両国は政治、経済、文化などあらゆる分野での交流拡大を図っている。両国民間の文化交流は長い歴史があり、日中友好関係の発展に重要な役割を果たした」と述べました。
席上、梅葆玖氏は父親の梅蘭芳氏の3回の訪日を振り返り、「坂井音重氏と再度共演したい」と述べました。坂井音重氏は中日国交正常化30周年と35周年の際、白翔会を率いて訪中し中国の京劇、昆劇の芸術家と共演したことがあります。今回、白翔会は中国の歴史題材をモチーフにした『楊貴妃』などの能楽を披露しました。(03/23 Lin、吉野)国際・交流へ
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