日本の高校生訪中代表団第4陣は20日~26日、中国の北京、成都、上海を訪問します。
今回の代表団は、愛知県と神奈川県の高校からで、教師、生徒合わせて101名で構成されています。代表団は20日北京に到着、3日間滞在し、万里の長城、故宮等を見学する予定です。また、北京十九中学(日本の高校に相当)では、教師や生徒と交流活動も行いました。代表団は北京滞在の後、成都に移動し四川省の石室中学校(日本の高校に相当)など3つの学校を訪問、生徒の家にホームステイもします。一連の活動の終了後26日、上海から日本に帰国する予定です。
井頓泉副会長 渡辺英司団長
交流活動の主催者である中日友好協会は21日、北京の好苑建国飯店で交流団の歓迎式を行いました。中日友好協会の井頓泉副会長はこの歓迎式で挨拶し、「今年は中日国交正常化40周年にあたり、中日双方は一連の豊富多彩な友好交流活動を行う予定で、日本の高校生代表団の訪中はその1つの重要なプロジェクトです。皆さんは今回の訪中を通じて、中国の若者たちと直接交流し、心と心が触れ合い、友情を深め、永遠の友人になれるように希望しています」と述べました。
これに対して、代表団の渡辺英司団長は、「今年は日中国交正常化40周年にあたり、この記念すべき年に貴国を訪問できることを大変嬉ばしく思っています。昨年、東日本大震災に際しまして、中国政府をはじめ国民の皆様から様々なご支援をいただきましたことについて、深く感謝申し上げます。21世紀の両国を担う高校生が互いに理解を深め、交流推進の担い手となり、両国の発展とアジアの安定と繁栄のため貢献してくれることを期待しています」と語りました。
また、中国駐在日本大使館の山田重夫公使も歓迎式で乾杯の挨拶をし、「今回の訪中プログラムでは、学校交流があり、またホームステイを計画していただいています。これは素晴らしい機会ですので、皆さんには、ぜひ、多くの中国の方と積極的に交流し、『新たな出会い』をたくさんしていただき、『心の絆』を作ってほしいと思います」と述べました。(取材:王巍) 国際・交流へ
記念品交換
代表団メンバーの女子高校生2人は訪中期間中、誕生日を迎えます。
出席者は歓迎会で、彼女達のために、誕生日ケーキを用意しました。
日本の高校生による出し物「ドラエもんの歌」
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