IMF(国際通貨基金)は16日、2010年に提出されたガバナンス及びクォータ(出資割当額)改革のいち早い承認を加盟国に求める声明を発表しました。
声明では、IMF理事会が2010年に採択されたガバナンスとクォータの改革案の進捗状況を評価しました。それによりますと、3月12日までに、出資比率53%を占める89の加盟国はクォータ改革案を承認し、投票権45%を持つ66の加盟国はガバナンス改革案を承認したということです。
しかし、この改革案の正式発効までの道のりはまだ長く、ガバナンス改革案の発効は、投票権85%を占める加盟国の承認を必要とし、クォータ改革は70%以上の加盟国の承認を必要とするということです。
IMFのラガルド専務理事は当日声明で、必要な法的手続きを完了させ、約束の期限内にこの協定を実施するよう加盟国に求めています。(ミン・イヒョウ、KOKUSEI)国際・交流へ
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