中国政府特使の張明外務次官補は13日、カイロでアラブ連盟のアラビー事務局長,それにエジプトのアムル外相とそれぞれ会見しました。
張外務次官補は席上、シリア問題の政治解決についての中国の6つの主張とこの問題を巡り各関係方面と進めてきた活動を紹介しました。
張外務次官補はアラビー事務局長との会見で、「中国とアラブ連盟のシリア問題の政治解決を促し、中東地域の平和と安定を維持する目標は同じである。中国はアラブ連盟とアラブ諸国がシリア問題解決で果たした建設的な役割を支持し、アラビー事務局長のこの面での努力を賞賛する。中国はアラブ連盟、アラブ諸国との交流を保ち、シリア問題の公正で、平和な、かつ妥当な解決を共に推進していきたい」と表明しました。
これに対しアラビー事務局長は、中国がシリア問題の解決に重要な役割を果たすよう希望しました。双方はまた、中国とアラブ連盟の関係を更に発展させることについて意見を交わしました。
エジプトのアムル外相との会見で張外務次官補は「中国は中東地域の平和と安定を維持するため、アラブ連盟枠組内でのシリア危機解決でエジプトが払った努力を高く評価する。中国はエジプトと密接な交流を保ち、シリア問題の、公正で、平和的な、いち早い、かつ妥当な解決を推進したい」と表明しました。
これに対しアムル外相は、「エジプトと中国はシリア問題について多くの共通の認識に達しており、エジプトは中国がシリア問題解決で果たした重要な役割を重視している。エジプトは中国と共に、シリア国民が苦境から脱出ことを援助していきたい」と語りました。双方はまた、中国とエジプトの関係についても意見を交わしました。(白昊)国際・交流へ
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