中国人民政治協商会議第11期全国委員会第5回会議が13日午前、北京で閉会しました。閉幕式には、胡錦涛主席、呉邦国委員長、温家宝首相、賈慶林議長、李長春常務委員、習近平副主席、李克強副首相ら中国共産党と国の指導者が出席しました。

　全国政治協商会議の賈慶林議長が閉幕式を主宰し、「会議期間中、委員たちは政府活動報告について幅広く意見交換し、マクロ調整や経済の発展モデル転換の加速、民生の保証と改善、改革開放と文化建設の強化、社会管理の革新および人民政治協商事業の推進などについて提案を行った。これは人民政治協商会議の委員たちが国のために責任を尽くし、人民のために職責を履行していることを示している」と述べました。

　また、「今年は第12次5カ年計画の重要な1年であり、今期の政治協商会議の任期最後の1年でもある」として、政治協商会議の委員らに向け「職責を忠実に履行し、開拓と革新に一層力を尽くして、国家と人民のために成すべき積極的な貢献をし、自らの人生に回顧に値する貴重な体験を残すよう願っている」と述べました。(董燕華、中原)