中国では現在、全国人民代表大会と政治協商会議が開かれています。これを受けて、世界の目は中国に集まっています。温家宝首相は政府活動報告の中で、8年ぶりに2012年の経済成長率の目標を7.5%に下方修正し、「消費需要の拡大に力を入れ、消費拡大の長期的メカニズムの構築を加速する」と強調しました。これは、海外の政界やビジネス界で大きな話題となっており、海外の各主流メディアからも注目されています。
アメリカの新聞『ウォール・ストリート・ジャーナル』は記事の中で、「中国が今年の経済成長率の目標を7.5%に下方修正したことは、国家主導の投資による景気刺激策を止め、経済の発展モデルの調整と内需拡大に転換することを意味している」としています。
エジプトの新聞『アルアハラム』と中東通信社はいずれも、中国の全国人民代表大会と政治協商会議に関心を示し、中国の経済発展と民生改善の経験を参考とし、自国の危機を解決する方法が見出されることを期待しています。
また、ロシアの各メディアも中国の全国人民代表大会と政治協商会議のニュースを大きく報道しています。タス通信とインタファクス通信は温家宝首相の政府活動報告、特に経済成長率の予測とインフレの傾向、及び不動産市場の発展などに重点を置いて報道しています。(玉華、中原)暮らし・経済へ
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