中国国家統計局中国経済景気観測センターの潘建成副主任は10日の会議で、「中国経済成長率の適度な下落は、潜在成長率に回帰することで、経済構造が合理ではないなどという問題を解決することに有利だ」と強調しました。
潘副主任は、現在経済の発展には様々な不確定な要素が存在するが、そんなに大変なことではないと指摘しています。潘副主任は、「アジア金融危機後の当時と比べ、現在の中国は経済成長率が高く、その下落は正常で予想内なことだ。そして新興市場の経済成長率に比べ先頭に立っている」と説明しました。
なお、潘副主任は、「中国経済成長率の適度な下落は、電気の供給不足や省エネ、温室ガス削減などの問題解決にも有利で、ある程度経済成長を遅らせ、経済構造の調整を推し進めることができる」と語りました。(白昊、kokusei)暮らし・経済へ
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