チベット自治区観光局がこのほど明らかにしたところによりますと、第12次5ヶ年計画(2011―2015年)の期間中、チベット自治区はグリーン観光と低炭素観光を推進し、「地上の楽園」チベットの環境保護に取り組んでいくということです。
観光業は、チベットの特色ある重要産業の一つです。ここ数年、青海チベット鉄道の開通やニンティ空港、ガリ空港とシガツェ空港の開港に伴い、チベットの観光業は新しい発展時期を迎えています。第11次5ヶ年計画期間中、チベットを訪れた国内外の観光客は年平均31%の割合で増えてのべ2125万人となり、観光収入は226億元に達しました。
チベット自治区は観光環境の管理システムを徐々に構築し、観光地やホテルなどに対する環境評価を展開するほか、観光企業の環境汚染責任保険制度を整備し、低炭素観光を奨励していく計画です。
現在、チベットの水、空気、音、土壌、放射線と生態環境は良好な状態を保っており、大部分の森林、河川、湖、草原、湿地、氷河、雪山と野生の動植物はみな十分に保護されています。大多数の湖は人類の影響を受けず、原生状態を保っているということです。(玉華、大野)旅行・文化へ
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