中国国務院台湾事務弁公室の范麗青報道官は29日の定例記者会見で、「大陸は2006年から台湾教育主管機関の審査・許可した台湾の大学の学歴を承認することを発表した。そして、台湾側がより多くの大陸の大学の学歴を承認するよう希望すると共に、大陸学生の台湾への就学のために正常な環境と必要な条件を提供するよう希望する」と述べました。
台湾メディアの報道によりますと、このほど開かれた中国国民党中央常務委員会会議で、中国国民党の馬英九主席は「大陸の学生の台湾での就学に関する政策は実施されてからすでに半年経つが、成果は理想的なものではなかった。教育主管機関は関連政策を検討し、より多くの大陸の学生が台湾で就学するチャンスを提供するべきだ」と述べました。
昨年から台湾は初めて大陸学生が台湾で就学することを認め、大陸から学士と修士の取得希望者2141人を募集する計画でしたが、入学申請者数は1904人で、そのうち採用者は1265人で、実際に登録したのはわずか928人でした。台湾当局の政策の厳しさが影響したと見られています。(董燕華、吉野) 暮らし・経済へ
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