中国で初めて長江川底を通る武漢地下鉄2号線のトンネルが26日貫通し、レールを敷くなどの作業段階に順調に入りました。今年中に開通する見込みです。

　総投資額149億人民元の武漢地下鉄2号線第1期工事は、全長7.98キロで、21の駅が設けられます。建設後には武漢都市部で長江を横断する約50％の公共交通乗客が利用し、2015年には1日当たりの輸送量は60万人以上になると予想されています。

　武漢地下鉄2号線のトンネルは、多くの国内初を達成しました。国内で初めて長江の川底を通るトンネルであること、地下鉄トンネルとして、国内で最も深く、水圧が最も高いことなど、中国の都市地下鉄のトンネル建設にとって貴重な経験を積んだということです。（劉叡、大野）

　暮らし・経済へ