中国とアメリカは18日、WTOの映画問題の解決に向けた覚書について合意しました。中国は今後、IMAXや3Dを中心にアメリカ映画の年間輸入数を20本から34本へ14本増やし、興行収入におけるアメリカ側の取り分を13%から25%に引き上げます。これにより、毎月2、3本のアメリカ映画が中国国内で上映されることとなり、質の悪い国産映画は生き残りが厳しくなると見られ、競争が更に激しくなるということです。
業界では、海外映画の輸入数の増加が映画産業の発展にプラスになると考えられています。1994年、中国が初めてアメリカ製映画『亡命天涯』(原題:The Fugitive/日本では「逃亡者」)を輸入した際は、黒船の襲来として不安視されていましたが、事実上中国の映画市場の繁栄を促進したと言われています。(シンエン、中原)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |