2月14日のバレンタインデーの中国大陸における映画興行成績がクリスマスと春節（旧正月）期間を超え、1.22億元（約15億円）に達しました。この日の全国の映画上映回数は累計で4万8302回で、観客数は281万人以上に上りました。

　そのうち、一番人気となったのは趙薇（ヴィッキー・チャオ）と舒淇（スー・チー）が主演する映画『LOVE』で、3500万元（約4億円）の興行成績を獲得しました。またこの映画は同日台湾でも1595万台湾ドルの興行成績を残し、台湾バレンタインデーの映画興行成績の最高を記録しました。

　最新データによりますと、大陸の映画市場の今年6週目（2月6日～12日）のトータル興行成績は5週目より17％減って、3.2億元（40億円）となりました。上映から3週間経ったハリウッド映画『ミッション：インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は今年6週目のトップで興行成績は1.35億元（約16.8億円）、累計で4.8億元（約60億円）に達し、第2位は9580万元（約12億円）の『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』でした。

　バレンタイン前後は若者を中心に、ラブストーリーを描いた映画が数多く上映されました。この影響を受け、『ミッション：インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は5週目より46％減りました。（ooeiei、吉野）

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