イランのアフマディネジャド大統領は11日午前、イランのイスラム革命勝利33周年を記念する式典で演説し、「イランは、数日中に核に関する重要な成果を発表する」と述べました。

　アフマディネジャド大統領はこの日、集会に参加した人々に対し、「世界は今後数日中に、イランが核分野で上げた数項目の重要な成果を目にすることだろう。イランは、公平と相互尊重の枠組内で、核交渉を行うつもりだ。しかし、西側がイランに圧力をかけ、イランを尊重しない言いがかりをするのであれば、イランは、核権利を求める面で永遠に屈服しない。西側が遵守すべきなのは、イランの権利を尊重し、交渉のテーブルに戻ることだ」と述べました。

　この日、イランのサレヒ外相は、「イランは核問題で、西側がイランに加えるいかなる圧力にも屈服せず、どのような状況が現れたとしても、それに対応する準備は整えた」と述べた上で、核問題におけるイランと西側の相互信頼の重要性を強調しました。（董燕華）　国際・交流へ