中国衛生省の鄧海華報道官は8日の記者会見で、「ここ数年、中国は公共衛生サービスシステムの整備に力を入れ、国の主要公共衛生サービス事業と重要な公共衛生サービス項目を実施しはじめた。また、公共衛生サービスの処理能力とこの分野での突発事件への緊急対応能力は絶えず強まってきた。このほか、主要公共衛生サービスの均等化レベルも高まっている」と述べました。
鄧報道官は「中国では、国、省、地区と市、それに県といった4クラスの病気予防機構を主体とし、農村部の衛生ステーション、村の衛生室、各種の医療衛生機構、それに都市部のコミュニティの衛生サービス団体が機能するというシステムが構築されている。また、公共衛生での突発事件に対応するため、国、省、地方と市といった3クラスの政策決定・指揮システムが構築された。さらに、衛生への監督力も強化され、国情に見合った食品安全基準システムが形成され、女性と幼児専門の衛生サービスシステムも整備されている」と述べました。
鄧報道官はさらに、「いま国内での感染病の発生率は全体的に上がっておらず、慢性病も効果的に予防されてきた。また、都市部住民はバランスの取れた公共衛生サービスを受けている。いまは住民の健康を確保し、国民の健康指数は絶えず改善される方向に進んでいる」と強調しました。(朱丹陽)暮らし・経済へ
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