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 温首相 湾岸3カ国歴訪の成果を評価

2012-01-19 14:18:57     cri    

 中国の温家宝首相は、カタール訪問終了にあたって、現地時間の18日夜、ドーハのホテルで記者会見を行いました。温首相は、湾岸3カ国のサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール歴訪の成果を振り返り、「今回の歴訪はエネルギー協力のためだけではなく、友情のためでもあった」と述べました。

 温首相は「最大の収穫は何か」との記者の質問に応えて、「政治の相互信頼を深めたことが最大の収穫だ。中国とアラブ民族の間には、残された問題は何もないし、いざこざや長い間の憎しみもない。われわれには共同の利益があるのみで、共に発展の責任を負っている。国際金融危機の深化や拡大、国際情勢が複雑化する中で、中国は湾岸各国の国民、アラブの人々と手を携えて、困難に立ち向かっていきたい」と強調しました。

 昨年来、西アジアと北アフリカ地区で続く不安定な情勢について温首相は、「湾岸地区と中東の一部の国で、政治が不安定になっており、中国国民も世界各国の人々と同様、憂慮している。我々は、大国としての責任を引き受け、世界各国の人々、湾岸諸国とアラブ諸国の人々と共に、平和で政治的な手段を通じて、これらの問題を解決し、この地区の安定化を実現させたい」と強調しました。(朱丹陽 大野)

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