中国とネパールは14日、ネパールの首都カトマンズで、「両国は平等互恵の基礎の元に、社会経済の発展や貿易、観光、水力発電、交通インフラ整備などの分野で協力を強化する」という連合声明を発表しました。
この声明は、「両国は、平和共存5原則に基づき、中国とネパールの世代友好全面協力のパートナーシップを更に発展させると決めた。両国はハイレベルの相互訪問を保ちながら多角的な場面を利用して会見し、外交協議や、経済貿易連合委員会などのメカニズムの作用を十分に発揮させ、外相協議メカニズムを築き上げていく」としています。
またネパールは声明で改めて「世界で中国は一つだけであって、中華人民共和国政府が全中国を代表する唯一の合法的政府だ。台湾とチベットは中国から切り離すことはできない。ネパールは中国の国家主権、統一と領土保全における努力をしっかりと支持し、ネパールでの如何なる勢力の反中活動をも絶対に許さない。」と表明しました。
中国はこの声明で、ネパールのインフラ施設の整備などのプロジェクトに関する技術や経済面での支援を増加させることも明らかにしました。(白昊、丹羽)
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