アラブ首長国連邦を訪問中の温家宝首相は現地時間17日に、ドバイでアラブ首長国連邦のシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領兼首相と会談しました。
温首相はその際、「中国は天然ガスの貿易、開発、利用及び新エネルギー開発においてアラブ首長国連邦との協力を拡大し、長期的で安定し、かつ全面的なエネルギー協力のパートナーシップの樹立を期待する」との考えを示しました。
温首相はまた「国交樹立以来28年間、中国とアラブ首長国連邦の関係は迅速に発展してきた。アラブ首長国連邦はすでにアラブ世界において中国の第2の貿易パートナーとなっている。双方が相互の尊重と信頼を保つことで、互いに相手側が発展できると信じている。中国とアラブ首長国連邦が戦略的パートナー関係を構築することは、両国と両国国民の根本的な利益に合致し、双方の各分野での協力は広がるだろう。湾岸地区の平和と安定を保つことは世界にとっても重要な意義を持つ。中国は湾岸諸国との関係を非常に重視している。また、地域におけるアラブ首長国連邦の影響力も重視し、重要な問題において双方の意思疎通と協調を強化したい」との考えを示しました。
マクトゥーム副大統領兼首相は「アラブ首長国連邦と中国との協力はアラブ首長国連邦の経済発展にプラスであり、両国国民間の交流を密接にした。わが国は中国と湾岸地域諸国との交流の架け橋になりたい」と述べました。
(hj、高橋)
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