中国の温家宝首相は16日、第5回世界未来エネルギーサミットで重要な講演を行い、大きな反応を引き起こしました。
一部の高官と学者は、「この講演は中国政府の今後のエネルギー発展戦略を詳しくはっきり説明した上で、確実に実施できる提案を行い、建設的なシグナルを伝えた」と評価しています。
このサミットに出席したパン・ギムン国連事務総長は、「中国は再生可能なエネルギーの開発に大量の資金を投入し、その開発は大きな創意性を持つものだ。中国は受動的に国際社会の発展の枠組策定を待つのではなく、主動的に適切な行動を取っている。その発展構想ははっきりしている」と述べました。
カンデ・ユムケラー国連工業開発機関(UNIDO)事務局長は、「中国のエネルギー発展戦略の成果が立証しているように、はっきりとした賢明な戦略を策定すれば、世界大国の長期的な計画は成功裏に実現できる」と述べました。
温家宝首相はその講演で、アラブ首長国連邦が砂漠の内陸で世界初の炭素ゼロ都市・マスダールを建設したことを高く評価しましたが、この建設プロジェクトの責任者は「この評価はアラブ首長国連邦の再生可能なエネルギー資源の再生技術の革新、およびエネルギー効率を向上させる作業が世界から認められたことを物語っている。エネルギー分野におけるアラブ首長国連邦と中国との協力に対しては自信に満ちている」と述べました。(董燕華)
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