中国国家発展改革委員会の張暁強副主任は14日、今年の中国の輸出情勢は比較的厳しく、輸出入成長の予想目標を10%程度に設定すると発表しました。
張副主任は同日開かれた「2011-2012中国経済年次例会」で、「国際的な視点から見ると、世界経済の落ち込みによるリスクが大きくなり外需が低迷したため、世界各国で商品輸出分野の競争が激しくなり、各国の保護貿易主義が中国の伝統的な優勢輸出産業に、より大きな課題をもたらした。国内面では、為替レートのプレッシャーや、融資難、貸付金利の高騰、そしてエネルギー、労働力、社会福祉など様々なコストの増加によって、一部の企業が赤字に陥った」と分析しました。
しかし張副主任は、「中国の経済発展には良好な基礎があり、対外貿易の総合競争力はまだ強いと言える。関連政策を整えて、対外貿易の発展方式の転換に努め、企業の積極性を高めれば、今年の中国の対外貿易は安定的に発展する」と強調しました。 (白昊、丹羽)
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