会員登録

中国、新しい大気汚染基準を制定へ

2011-12-22 16:47:02     cri    























autostart="true"


















src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20111222ri.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"













width="300"



height="44">

 最近、北京の天気は霧が続き、人々の大気汚染基準への関心が高まっています。中国の周生賢環境保護相は21日北京で、国際基準に照らした新しい大気汚染の基準を制定していると明らかにし、来年から、北京や上海などで新基準による測定を始めるとしています。

 周環境保護相は、21日に開かれた全国環境保護業務会議で、「空気、水、土などの環境基準を改善し、測定データと人々の実感を一致させなければならない。また、市民参加を求め、人々の要望を充分に反映するよう取り組んでいく必要がある」と強調しました。

 中国では、環境問題はすでに民生問題になり、大きな環境汚染事件がしばしば話題になっています。最近、北京で濃い霧やもやの天気が続いていることで、市民が環境保護の言葉である、微小粒子(PM2.5)に関心を寄せ、中国の現行の観測基準について疑問を呈しています。研究者は、「大気中にある直径2.5ミクロンより小さい微小粒子は自動車の排気ガス、工業汚染などによるものだが、人々の健康に有害だ」としています。

 周環境保護相は、「市民の関心は環境保護事業の発展にプラスとなる。我々は環境と大気汚染の基準をできるだけ早く整備し、国際的に通用する観測指標である微小粒子やオゾン、一酸化炭素といった観測指標を増やさなければならない」と述べました。

 そして、周環境保護相は、「わが国の異なる地区では、大気汚染の特長や経済発展のレベル、環境管理の要求に大きな差がある。観測指標を増やすには、測定器具や設備の据え付け、データの管理、専門技術者の育成など一連の準備作業が必要だ。経済と技術の基盤がしっかりしており、かつ複合型大気汚染が深刻な地区で、まずこれらの指標の観測を実施しなければならない」と語りました。

 周環境保護相は2012年の主要活動計画の中で、重点環境整備区域での汚染物質に対する抑制や、遅れた生産能力の淘汰、日増しに悪化する自動車による大気汚染の防止を一段と強化することを明らかにしました。

 また、周環境保護相は、「クリーンエネルギーを積極的に普及し、火力発電、鉄鋼、石油化学など重点業界の汚染物質排出制限を実施し、汚染物質の排出総量を大幅に削減していく。自動車による大気汚染防止を強化し、ガソリンの品質を向上させる。地域の大気汚染の予報システムを確立し、リスク情報の分析と警戒機能を強化し、重大な汚染気候の場合、即時に緊急対応システムを作動して、住民の生活を指導する」と述べました。

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS