日本の安住淳財務相は20日、「日本は現在、中国政府と協議しており、最高100億ドルの中国国債を購入する可能性がある」と述べました。
「日本経済新聞」によりますと、日本と中国の政府高官は25日に北京で開かれる中日首脳会談でこの件について合意する見込みだということです。安住財務相は、「野田佳彦首相の中国訪問期間中、中国高官とこの件について話し合う。しかし、日本政府はまだ最終的な決定はしていない」と述べました。
去年9月、当時財務相を担当していた野田首相は、「中国は日本の国債を買い入れている。したがって、日本も中国国債に投資すべきだ」と語っています。
今年11月末までの日本の外貨準備高は、約1兆3000億ドルで、中国に次いで世界2位になっています。アナリストは、「日本が人民元建ての中国国債を購入することは、日本の外貨準備の多元化にとってプラスとなる。同時に人民元の国際化にも有利だ」としています。(玉華、高橋)国際・交流へ
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