関係部門がこのほど発表した2011年「中国自動車排気ガス汚染防止年報」によりますと、中国は2年連続で世界で自動車生産量と販売量の第1大国になり、自動車汚染はますます深刻化しています。都市の大気環境を脅かす最も緊迫した問題となっているということです。
それによりますと、一部の地区では、もや、酸性雨、光化学煙霧などの大気汚染が頻繁に発生しており、これは自動車の排気ガスと緊密に関わっています。また、自動車は人口が集中している区域を走っているので、排気ガスが民衆の健康に影響を直接に及ぼしています。統計によりますと、2010年、全国の自動車排気ガスが5227万トンに達したということです。
中国環境保護省の陶徳田報道官は、「今後、中国は業界の発展計画や都市の公共交通、クリーンな燃料供給などの面で、総合的な対策を講じて、自動車排気ガスの大気環境への影響を減少していく」と述べました。(玉華 山下)暮らし・経済へ
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