中国の調査会社網宿科技（ChinaNetCenter）がこのほど、「2011年第3四半期インターネットレポート」を発表しました。2011年の第3四半期、利用者の平均ダウンロード速度は385KB/sで、世界平均水準の580 KB/sと比べるとはるかに低くなっています。

　国家発展改革委員会が中国電信（チャイナ・テレコム）と中国聯通（チャイナ・ユニコム）に対して、ブロードバンド接続に関する独占禁止法違反の調査を開始した後、ネット回線速度が再び注目されるようになりました。同報告によりますと、第3四半期のインターネット利用者の平均ダウンロード速度は385KB/sで、全体的なダウンロード速度は150KB/s～ 500KB/sに集中し、統計サンプルの70％を占めています。一方、海外の統計データを見ると、世界平均のダウンロード速度は580 KB/sに達し、韓国が一番速いということです。（ZHL、山下）　暮らし・経済へ