ロシアの下院選挙に不正があったとして、2万5000人規模の抗議デモが行われたことを受け、メドベージェフ大統領は11日の夜、SNS交流サイト「フェイスブック」に開設した自身のホームページで声明を発表し、不正が指摘された全ての投票所について事実調査を行うよう指示しました。

　メドベージェフ大統領は「ロシア連邦憲法は言論と集会の自由を認めている。人々は自らの立場を語る権利がある。10日の抗議デモはモスクワ市当局の許可を得て法律の範囲内で行われた」としました。

　一方、メドベージェフ大統領は「デモ参加者の主張には同意しない」との立場を示しました。（ジョウ、吉野）　国際・交流へ