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 欧州議会議長、イギリスを批判

2011-12-10 13:41:56     cri    

 欧州議会のイェジ・ブゼク議長は9日、EU・欧州連合サミットで、「イギリスはEUの多数の加盟国が危機に対応するために取った財政規律を強化するなどの新規定に反対している。これは一体化プロセスを推進する努力と相容れないものだ」と述べました。

 9日未明、ユーロ圏17の国とEUの6ヶ国のユーロ圏でない加盟国は今悪化している債務危機に対応するため、政府間条約を締結して財政規律を強化することを決めました。イギリスはこの決定に反対の意を示しました。

 ブぜク議長は、「イギリス以外の26のEU加盟国はいずれも、EUの新規定を支持すると私は信じている。これは『26対1』のことだ」と述べた上で、イギリスに対して、EUの加盟国として自分の義務を履行すべきではないか」と警告しました。

 なお、イギリスのキャメロン首相はEUサミットの記者会見で、「イギリスはユーロ圏諸国が心を一つにして問題を解決するよう希望する。しかし、これはEU条約枠組内でしかできない。この条約は単一市場及びイギリスの利益を守ることができるからだ」と述べました。(玉華、KOKUSEI)国際・交流へ

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