国連気候変動大会が南アフリカのダーバンで行われています。気候変動問題交渉に参加しているアフリカ諸国グループのトシ・ムパヌ議長は8日に、「アフリカ諸国が『京都議定書』の第二約束期間とグリーン気候基金という2つの問題で成果が収められることを期待している」と述べました。
ムパヌ議長は記者会見で「『京都議定書』の第二約束期間が、政治上の約束のみではなく、法律上にも拘束力を持つべきだ。現在、グリーン気候基金の設置にいろいろな障害があるが、この基金が発展途上国の気候変動への対応を支援する面での影響力は大きい。アフリカ諸国グループはこの基金のいち早い設置を期待している」と語りました。
ダーバンで開かれている国連気候変動大会は9日に閉会しますが、これまでに各国は「京都議定書」の第二約束期間とグリーン気候基金の設置という2つの問題で合意には達していないということです。(任春生、吉野) 国際・交流へ
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