中国の楊潔チ外相は24日、ニューヨーク国連本部で、中国はこの半月間で２回にわたり、総額4億4320万元の緊急食糧援助や資金援助などを行なったことを明らかにしました。今回の援助は、中国建国以来、過去最高額となる食糧援助です。

　同日、国連本部で行われた「アフリカの角地域の飢饉問題」閣僚級会議に出席した楊潔チ外相は、「アフリカの角地域が過去60年来の、最悪の干ばつと飢饉に見舞われたことに対し、中国は被災地の住民への関心を強めている。現時点で、中国は援助活動を進めている。近く最初の食糧支援物が届くはずで、それ以後の分はこれから徐々に送り出していきたい」と述べました。

　中国は長期にわたり、アフリカにおいて、食糧安全社会の建設に協力しています。また、アフリカの国とともに、農業の発展にも、さまざまな協力活動を行ってきました。「中国アフリカ協力フォーラム」でも、農業における協力を最重点に置き、アフリカ農業の発展に向けて協力政策を打ち出し、アフリカの食糧安全社会の建設に大きな貢献をしています。（劉睿、山下）

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