エジプトの人民議会（下院）選の第1段階投票が6日に終了しました。2日間の日程で行われた今回の投票で、ムスリム同胞団の自由公正党、ヌール党、ワフド党などの候補者と無所属の候補者ら104人が52人の議席を争いました。

　投票は、カイロ第1選挙区で投票箱が紛失する事件が発生したのを除き、秩序良く行われています。エジプトの最高行政裁判所は5日に、この選挙区の結果を取り消し、来年1月10日に再投票を行うことを決定しました。。

　人民議会の第1段階投票はカイロ、アレクサンドリアなどの9県で行われました。最高選挙委員会が4日に発表した第1段階投票結果によると、最も票が多かったのは自由公正党で、次いでサラフ派のヌール党が続いています。（白昊、吉野）　国際・交流へ