温家宝首相は27日、第5回全国婦人・児童作業会議に参加し、児童の事故を予防すること、特に学校内の治安、消防安全、スクールバスの交通安全などを強化するよう各級政府に求めました。

　国務院は、スクールバスの安全に関する法律を急いで制定するよう関係部門に要求しました。温首相は「地方政府と関係部門の責任を明確にし、責任の追求制度を厳しく実施して、悪質な事故に対しては法律で厳格に取り締まらなければならない。中央、地方政府と民間各界の共同の努力を通じて、子供に安全で心配のない通学路を確保しよう」と強調しました。

　また、温首相は「婦人と児童の合法的権利を確実に保障する。婦人・児童の誘拐売り飛ばしや児童の物乞い強要などの犯罪行為を厳しく取り締まり、家庭内暴力を予防、抑制していく」と指摘しています。（Katsu、大野）　暮らし・経済へ