温首相はこの日の作業会議で「都市部住民養老保険と『新農保』がカバーするのはほとんど低所得者で、この2つの制度の構築により公共資源を彼らに傾き、全国民が経済発展の成果を享受でき、収入の格差を縮小し、社会の公平と正義をより促進できる」と述べました。

　また、温首相は「都市部住民養老保険と『新農保』を立派に運営するには全国民をカバーする制度をまず構築することだ。そして経済社会の発展に従い徐々に制度を整備し、保障レベルを引き上げていく。強制的に保険に加入させてはならず、個人負担の保険料が払えない貧困層に対して、政府が代わりに払う形で保険加入を支援していく。同時に様々なレベルやルートにより養老問題を解決し、家族と社会各方面の役割をも果たしていくべきだと指示しました。（翻訳：ヒガシ）　暮らし・経済へ