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 JICE友好交流基金、初の交流イベントが起動

2011-11-26 17:03:37     cri    

 11月25日、日本国際協力センター(JICE)ボランティア代表団は北京にある国家地震緊急救援訓練基地を見学しました。参加するボランティアたちは主に東日本大震災の救援活動の参加者から構成されており、この後、成都、綿陽へ移動し、中国地震の被災地の復興状況を視察します。また、中国のボランティアたちと震災の対応などについて交流を深めます。今回のイベントは今年7月に「中国友好交流基金」が成立してから初めての交流イベントだということです。

 国家地震緊急救援訓練基地では担当者が「基地は2008年5月に起きた四川省大地震の2ヵ月後、7月に建設しました。ここでは、中国地方省級の応急対応の担当者や緊急救援隊員の人材育成を進めています」と日本からの参加者に話しました。さらに、この基地で救援活動の指導に当たっている中日協力地震緊急救援能力強化計画プロジェクトの長沢享専門家の案内でボランティアたちは基地にある訓練用の建物での救援訓練を体験しました。この建物は地震中に倒れた家屋の模型で、斜め19度に傾いていて、中に入ると自然に体が傾き、車に酔ったようで気分が悪くなります。「この中に入って、気持ちが悪くなったら、すぐに出てくださいね」と聞いたボランティアたちは、より新鮮な気持ちで応急対応などの体験と意見交換に取り組みました。

 また、今回の代表団の池田誠団長(北海道国際交流センター事務局長)は「今回のイベントは主に東北、北海道と東京のさまざまの被災地で活躍するボランティアが参加しています。中国の被災地の復興状況を見て、現地のボランティアと経験を交わしながら、両国交流の促進を望んでいます」と語りました。その後、基地の関係者とプレゼントを交換し、感謝を表したということです。(取材:佟同 校正:志摩) 国際・交流へ

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