中東情勢をめぐるBRICS・ブリックスの副閣僚級会議が24日、モスクワで行われました。中国の翟雋外務次官のほか、ロシアとインド、ブラジル、南アフリカの代表が出席しました。
中国の翟雋外務次官は席上、「中東情勢の変化は同地域や国家の政局および社会の各方面を直撃し、国際政治や経済、安全情勢にも深刻な影響を与えている。中東が包容性のある政治や自主独立の対外政策を持ち、経済が持続的に発展し、平和で安定であることは同地域および国際社会の共通利益に合致する」と述べた上で、「加盟5カ国は緊迫している中東情勢の緩和に力を注ぎ、中東諸国が自ら政治改革や経済再建を行うことを支持すると共に、加盟5カ国は開放的で協力的な精神を持ち、国際法の基本理念を守り、同地域への外部勢力の武力行使に反対する」と語りました。
会議はこの日、共同コミュニケを発表し「関係各方面は中東諸国の主権と領土保全を尊重し、平和的な形で危機の解決を図るよう」呼びかけました。(万、小野)
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