ブルネイを訪問中の温家宝首相は21日、ブルネイのハサナル・ボルキア国王と会談しました。
席上双方は、各分野における友好協力の強化と共に関心を寄せる問題について意見交換しました。
温首相はその中で、「中国とブルネイは伝統的な友好関係を持つ。国交樹立から20年、双方は善隣友好関係の発展を推進し、実務協力を深めてきた。調和の取れた共存と共同の発展を実現し、この面では世界の国々の見本となっている」と述べました。
温首相はまた、「ブルネイを訪問する初の中国首相として、私はブルネイ国民に対する中国国民の友情と両国関係を積極的に推進したいという中国政府の決意を携えてきた。今回の会談を通じて、幅広い分野で共通の認識に達し、両国関係がより大きな発展を収めるものと信じている」との考えを示しました。
これに対して、ボルキア国王は「温首相の訪問は、ブルネイと中国の友好協力関係を一層深めるに違いない。特に、今年の『ブルネイ・中国友好年』イベントを後押しするだろう。」との期待を示しました。(万、中原)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |